子供とオベラ
子供に分かりやすいオベラと言えば魔笛でしょうか。音楽的にも興行的にもモーツァルトなので、良い選択だと思います。何の話かと言うと、ウィーンの国立歌劇場で子供向けのオペラをやったという番組を見ました。最初見た時に驚きました。何と、子供たちが国立歌劇場の床に座って見ているのです。正直日本かと思いました。欧米ではあまり見ない光景だったからです。勿論正座はしていませんでしたが、チョッビリ異様でした。でもおかげで7000人も見られたようです。凄いですね。ウィーンは冬バルと言う舞踏会が盛んなので、椅子が取り外されているのですね。なるほどです。
さて、話は戻りますが、子供たちの床座りに日本を感じた件、じつは関係があったのです。専属の指揮者小澤征爾さんが松本でサイトウキネンコンサートを開催した時に国立歌劇場の関係者が見に来て、子供たちが床に座って見ているのに感激したそうです。それをあの国立歌劇場でやったというから驚きですね。日本では、体育館は上履きが当たり前ですが、欧米は抵抗あったと思います。でも子供たちは大喜びしていたので、ホッとしたことでしょう。
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