叔父2
とても影響力の大きな人でした。でしゃばりが少ない家系のため、逆に音頭取りも少なく、やもすると、盛り上がりに欠けることが多くなりがちでした。そんな時、さりげなく、指導してくれる、そんなやさしい叔父でした。
そんな、親族に慕われる叔父も、大きな悩みがあり、解決出来ないままあの世に行ってしまったのです。それは、残された家族の生活に関する考え方の違いです。長男だったため、兄弟たちが集まる拠点となっていたのです。しかし、嫁さんは、その対応が習慣の違いから出来ないのでした。
叔父が亡くなったことにより、兄弟たちは拠点を失ってしまったのですね。他人事ではありません。当方も同じ運命かも知れません。ただ、死んだ親父が兄弟仲良く付き合えることを基本としていたので、お袋も、どちらの兄弟も大切にもてなしています。
しかし、世代が変わると、だんだん難しくなるようです。
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