憧れの国産スピーカー(その2)
うれしくて使いまくったのは、せいぜい五年ですね。周りが同じように大流行したからです。趣味は拡大しオープンリールデッキ、2トラ38を買いました。これもほしくて、ほしくてたまらなかったのです。音質の良い録音機がほしかったのですね。何だかんだと増設に続く増設を重ね。社会人の頃にはうん百万円使っていました。
しかし、買えば買うほど、その機器はあまり使わないのですね。ようはほしい現象が収まらないのです。それでいて、買うとあまり使わないで、「所有している」と言う事実に満足しているだけでした。でも幸せでした。
時は流れ、ビデオやパソコンに興味が移ると、まったく電源を入れない日々が続き、ついに撤去命令がでたのです。何年も使っていないので仕方ありません。武士の刀に値する、オーディオ好きのスピーカーボックスですが、時代の流れには勝てません。さよならです。ありがとう私の青春時代。
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