法要で
法要の説教で和尚さんが言いました。「例えどんなに偉いお大臣さまでも、最後は一人で黄泉の国へ行きます。誰も付いてきてはくれません。唯一付いてくるのは、生前に行った善行と悪行だけです。是非、善行を重ねてください。」
なるほど、その通りですね。善行が多ければ天国へ、悪行が多ければ地獄へ行くと、幼いころに教えられましたが、大人になって忘れたというか、無視していました。
もっとも、天国も地獄も本当は無く、そんなの気にしていたら、気楽に暮らせないと言われそうですね。しかし、天国とか地獄とか言うことではなく、生きている内に、人のためになることをしておくことは、最後のときに心残りが少なくすむ気がしますね。
人間正直ですから最後の最後は、その人はどんな人だったかで、評価が下ります。亡くなった自分の先輩たちを思い出すと、素直な評価が出てきます。口には出しませんが、心の中でしっかりと評価が・・・。
田舎で生活していると善行が当たり前で、そうでない行いは悪行となります。しかし、都会で暮らしていると、善行が少なく、どちらかというと悪行が多いような気がします。もう少し、気をつけて生活しないといけませんね。
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八ヶ岳の雄姿です。