胃カメラ
十年振り位だろうか、久しぶりに胃カメラを飲んだ。健康診断で胃ビランと診断されたからだ。胃が荒れているようだ。今のカメラは前回よりも一回り小さくなった気がした。と言っても9mmとのこと、苦しいのは変わらない。麻酔も昔と変わっており凍っているドロップをなめさせられた。何だ飴をなめるくらいなら楽だなと気を緩めた瞬間、中から得体の知らないゲル状物質が出てきて、思わずオエー!始まる前から縁起の悪いこと。
さて、診察して横になり、再度スプレー式の麻酔をかけた。そして、マウスピースをくわえる。そしていざ、カメラの登場となった。二回目なので、いくぶんは慣れて来たかと期待したが、残念なことに、激しく苦しい。吐きそうである。最初はこらえられたが、カメラが動くたびに地獄であった。
看護婦さんがしきりに、背中をさすってくれる。本当にありがたい。地獄に仏を見る感じ。先生の言うように、ため息を吐いていると落ち着くが、胃の中の空気が一定のレベルになると、出て来てしまうのです。吐いてしまうと、胃に空気が無くなり、中が見られません。また、空気が溜まるまで暫し、待つことに。そんな状態で三回もゲップをしてしまいました。どうやら、多い方のようで、終ったら皆さんが笑っていました。ちょっとはずかしかったかも。
状況は常時モニターが見られるのでよく分かる。先生も目をつぶると吐きやすくなるので、しっかり見るようにとのこと。画面にはしっかりと、赤いビランがいくつか見えました。しかし、とりあえずは対応の方法は無いとのこと。またしても、精神的な問題なのかも。
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