さよならオーディオ機器
小学生の頃からオーディオに興味を持ち、中学生の頃自分のオーディオルームを持つのを夢見ていました。その部屋には壁面びっしりに、黒いオーディオ機器がならび、総額うん百万もかけるのです。
結局、部屋こそ持てませんでしたが、機器はかなり独身時に買いました。そんなに高級機ではありませんが、たくさん買ったのです。そして時代はビジュアルに突入し、ハイファイビデオやLDプレーヤーも一番お高いものを揃えました。
しかし、時がすぎやがて機器は故障し動きません。何回も修理しましたが、やがて補修部品が無くなり完全に終わりを向かえようとしています。液晶テレビの回りに有る多くの機器は、ほとんど動けません。
当然家族からはブーイングが。しかし、捨てられません。悩んでいるうちにどんどん時代が変わって来ました。ついに、大きなオーディオで音楽を聞かない時代に。機器は小型化するとともに、オーディオそのものが、すたれてしまいました。皆MP3プレーヤーで気軽に楽しんでいるのです。
オーディオがほこりをかぶって何年もの月日が流れました。いよいよ決断の時のようです。
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