よみがえる第二次世界大戦
NHKのドキュメンタリー番組で第二次世界大戦の歴史を放送していました。今までいろいろな放送を見ましたが、ほとんど単なる歴史としてしか見ていませんでした。しかし、今般のシリーズはとても分かりやすいのです。ちょっと見てしまったら、最後まで見ないと気がすまなくなりました。話はこんな感じです。
第一次世界大戦に負けたナチツは、体制を整えて、わずか20年後に発起します。またたくまに、ヨーロッパを征服し、ついにはあのパリまで攻略してしまいました。確かにドイツ軍の士気は高く、向かうところ敵なし状態でした。次の目標はイギリスのロンドンです。都市を攻略してしまえば、あっと言う間に国が落ちると思っていたヒトラーは意外な結果に驚きました。そうなんです。ロンドン市民が降伏しないのです。あのブライドの高い市民が貧困のどん底になっても降伏しないのですね。
仕方なくヒトラーは、向きを変えて、ロシアと不可侵条約を締結し、ポーランドを二分割してしまいました。そして最後は、そのロシアの首都モスクワにも侵攻したのです。まあ無茶苦茶ですね。アウトバーンを100Kmで走れる車も、ロシアの凍土とぬかるみには手も足も出ません。そんな中で、ドイツが一番恐れていたことが起こりました。それはアメリカの参戦です。それは日本の奇襲攻撃から始まりました。地球の反対側、三国同盟の一国が発起したのです。同盟があだになったのかも。
ついに物量共に優れているアメリカが参戦してしまったのです。この流れは決定的でした。やがて戦況はドイツには不利になり、ヒトラーは最後に自殺して、第三帝国は滅亡しました。日本も原爆を投下され、ポツダム宣言を受諾しました。こうして、第二次世界大戦が終わったのです。本当に分かりやすい番組です。
今まで、第二次世界大戦というと、日本対アメリカのシーンばかり見ていましたが、ヨーロッパ戦線の方が本当に悲惨だったと感じました。ホロコーストを始め、悲惨な残虐シーンも隠さず放送されました。白黒フィルムもカラー化され、とても、斬新な感じです。
結論としては、第二次世界大戦は、人が物凄い数の人間を殺した。というこですね、その当事国の一つとして、これは絶対に忘れてはいけないことだと思います。
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