田舎で穏やかな時間が
今回の法事で大変気になることがありました。それは、和尚をはじめ、皆まともだったことです。高慢、意固地、わがまま、男尊女卑などなど、じいさん特有の見苦しい世界がくりひろがるのが常なのに、今回は無かったのです。それは、私だけでなく、家内もそう思ったとのことでした。
このての情報に詳しい近所のおばさんによると、一番影響力のある和尚さんは気分的にムラがあるとのこと。今回はとても穏やかでした。田舎では、和尚の立場は絶大で、コミュニティの中心になります。徳の高い方なら地域のレベルも上がりますが、強欲だと悲惨です。実力がある人たちが競うのは良いのですが、見栄では家族が困ってしまうのですね。 毎回、無駄な見栄はりや自慢話に閉口していた当方は、久しぶりに穏やかな田舎時間を過ごしました。
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