月の石
子供の頃に大阪万博がありました。アメリカ館の人気展示物に「月の石」があり、多くの方々が何時間も並んで見たようです。当方は、博覧会なるものは好きではありません。それは、並ぶのが嫌いだからです。それも見るものが石では、正直興味が沸きませんでした。逆にいたずらを思い付いたのです。写真を見ながら、それっぽい石を拾って来て、それっぽい台も作り玄関に置いたのです。
すると来客した人たちが皆、興味を引きました。確かに「月の石」と書いてあっても、そんなはずはありません。でも、それなりに出来ているので、興味が沸くのですね。つまり、田舎の玄関では、とおり一辺倒な会話が多いので、目新しいものがあると、話題として盛り上がるのですね。「面白いなあ」と感じていました。楽しいジョークで話題が出来る。そんな感じでしょうか。
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