ゆとり教育の見直し
教育再生会議がゆとり教育の見直しを大筋了承したようだ。ようやくここまで来たか。まだ先は不安定だが、多分見直しされるであろう。ただ、正直遅すぎである。もう自分のこども達は十分ゆとり教育を満喫して大人になろうとしている。多分、日本の教育史上最悪の世代になるかも知れない。社会に出たとき「ゆとり教育の世代だから使えないね。」と言われるのではないかと心配である。まあ、自分の身内のことばかり考えても仕方ない。日本の国として考えなければ。
今回驚いたのは、本当に素直な意見でまとまっていること。実際に自分の子供で苦労したのではないかと思った。例えば、体罰の定義を見直すべきという。まったくその通りである。先生のことを「おっさん」と小学生に言われても、注意できないなんてまったくおかしな話だ。悪いことをしたら罰をうける。良いことをしたら褒められる。こんなことはあたりまえである。こどもはしっかりとした教育を受けなければ獣のままであり、現にそのまま大人になってしまった人も沢山いる。ゆとり教育の弊害はこれからの日本に長く影を残すだろう。
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