将来の自分は
とある進学指導部で、面白い話を聞いた。主な国の学生に、「将来どんな人生を送りたいか」という質問をしたとのこと。
米国の学生は「一生に一度はビックなことをしたい」、中国の学生は「どんなに苦労をしてでも困難を乗り切る」、韓国の学生は「大きな組織に入って自分の実力を試したい」、とのこと。日本の学生の多くは「それなりの収入を得て、のんびりと過ごしたい」とのことであった。
誠に情けないと言うか、正直と言うかである。と言うのは、自分の上の子からも、まったく同じことを言われたからだ。確かに心の底には、誰もが持っている本音でしょう。しかし、若い学生さんはもっと夢を持ってほしい。出来ればしみったれた話よりも景気の良い話をしてもらいたいと思う。
今まで我が国をここまで育ててくれた団塊の世代の方々はどんどん卒業する。次は我々が次の世代を育てなければならない。そうしないと、あっと言う間に競争力を失い、中国や韓国、台湾などに留どまらず、インド、ロシア、ブラジルなどの諸国からも抜かれて、情けない国家になる可能性がある。
我が国は資源の少ない国。唯一の財産はマンパワーです。そのパワーが無くなったら・・・・無資源国家に。のんびり過ごしたいのが目標ならば、せめて、その一個上の目標を持ちましょう。
HPへ