硫黄島
また、つたやの半額セールがあったので借りに行ってきました。今回は2年前話題になった「父親たちの星条旗」。日米両方の視点で作られた映画で、クリンスト・イースト・ウッド監督の作品です。
まずは、米国側から借りました。内容は硫黄島陥落時に掲げた、有名な国旗掲揚写真についてのお話です。当時のアメリカは映画のシーンでも分かるとおり、戦争にものすごいお金をかけていました。そのため予算が不足し、このままでは戦争の継続ができなくなるので、この旗を掲げた兵士を英雄にして、国債を買わせようとするのです。
ようは、真実と現実に悩む兵士と、国を考えて行動する政治家の争いです。どちらも言っていることは正しいのですね。しかし、そのギャップは大きく、ひとりの兵士は哀れな末路が待っていました。
当方も感じますが、ペンは銃よりも強しですが、写真もかなり強いです。インターネットが普及した現在でもまったく変わらないでしょう。願わくば、国家間の争いそのものが無くなるように使われることでしょうか。兵士の言っていることも政治家の言っていることも、どちらも合っています。ようは戦争が悪いのですね。
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